鳴子温泉の日々 · 2018/07/01

先日宮城県鍼灸マッサージ師会の学術大会があり、落語家の六華亭遊花さんを呼んで生で初めてプロの落語を聞きました。本題に入る前の小話でとてもおかしく東北弁を紹介してくれました。日常会話から身体の部分まで東北には独自の言い回し方があります。鳴子に来られるお客様は東北各地から高齢者が多く、時々何をしゃべっているのかが理解できないことがあり、きょとんとする私に、すぐ私をよそ者（移住者）と察したお客様は、丁寧にもしかも自慢げに方言の講義をしてくれるのです。これまで広島大阪徳島を渡り歩いてきた私は移る土地々で自分の方言をころころ変えてきました。綺麗な標準語をしゃべりますねといわれることがありますが学生時代の仙台で身につけたものです(笑)。なまったお客さんとしゃべっていると不思議に相手の言葉を一生懸命読み取ろうとして言葉は理解できないのに不思議とお客さんとの距離は縮まるのです！不思議と聞いていて安心し、気持ちが朗らかになる方言。早くマスターしたいものです♪