· 

井戸あるところに人集まる

《 郵便局の名水 》 川渡健身舎の建物は役場の資料によると築90年以上。その変遷は料亭であり、郵便局であり、そのあと民家となりました。ここには恐らく30年使われずさび付いて動かなくなってしまった井戸があります。郵便局の時代には、各住宅には井戸があったにもかかわらず、郵便局の井戸水は美味しいということで地区の人たちが汲みに来ていたほど。 その井戸が、先月開通しました。 庭の土を深く掘ればすぐに水が沸いてくるほど水の豊富な川渡地区。掘れば確実に井戸は再開するとの後押しで、もともと打ち込まれていた管の中を鉄筋で突いていたらまもなく貫通。中古のガチャポンプを取り付ければ大量の水がわんさか噴出しました。長年の滞りがドロドロの赤い水で排出され、4週間毎日ギコギコしていたおかげで、ようやくその水は透明になってきました。人間の体も同じようなもの、体内循環をしっかり保ってあげる、それが健康の秘訣だと改めて考えさせられました。まだ錆び臭い水ですが、またいつかの名水になるようギコギコポンプを動かす毎日です♪